久しぶりのブログ更新ですが、
全国保険医団体連合会よりコラム記載の依頼があり、
そのコラムを紹介したいと思います。
「お宝自慢 日本刀」
学生時代、武道をしていたこともあって、運動不足解消のために居合道を始めました。
それから抜刀へと、次第に日本刀の素晴らしさに魅せられて収集することになりました。
日本刀には一千年ほどの歴史があり武器としてまた武士の魂として肌身離さず所持されていました。
現在でも刀にまつわる言葉は沢山あります。日本刀は最高の鉄加工技術であり、素晴らしい芸術品です。
現在日本刀にはほとんど登録証が付いていて、所有はもちろん売買も譲渡も自由です。
私の所有している日本刀は現代刀7振り、江戸時代のものが3振りです。
昔の大名は死体を試し切りして胴二つなど刀に彫らせて自慢したようですが、
そういうのは気味が悪くて所有する気にはなれません。主に刀剣の専門店から購入するのですが、
今回は姫路の山奥まで出かけて行って直接刀匠にひと振りお願いしてきました。注文が何振りか入っていて、
できるまで2年ほどかかるようです。彼の父親は代々続く甲冑師で明治の廃刀令後は、火箸の制作をされ、
昭和の時代にはその需要も少なくなり現在は風鈴を作られています。明珍風鈴と言えばご存知の方も多いと思います。この風鈴の音色が所有しているセイコーの腕時計のときを告げる音です。(この時計もお宝です)
この音色は山田洋次監督の映画でよく使われています。また息子さんは刀匠役でラストサムライに出演されています。自宅にコレクションの刀を飾り、時々、日本刀の手入れをしながら、日本酒を味わっています。
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